
自分のターンの終わりに、自分の手札が1枚もなければ、カードを1枚引く。
仲間たちの声を聞き、ボルシャック・カイザーは身体に力がみなぎるのを感じた。守るべき民。先人たちが積み重ねた火文明の歴史。暴竜爵としての務め。様々な思いがカイザーの脳裏によぎり……そして、爆発した。血液は煮えたぎり、筋肉ははちきれんばかりに肥大化する。噛み締めた奥歯は火花を散らし、渾身の力で轟炎を放つ。その轟炎は極大の深淵の波動を少しずつ押し返していった。
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