夏休み最終日の8月31日、《終末の時計 ザ・クロック》を使用して時間を停止させたとして、小津署は1日、市内に住む11歳の男子児童を補導したと発表した。児童は「8月31日を終わらせたくなかった」と説明しているという。
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署によると、男子児童は31日午後11時59分ごろ、自宅の勉強机で夏休みの宿題をしていたが、自由研究と読書感想文がまだ終わっていないことに気付き、手元にあった《終末の時計 ザ・クロック》を使用した。
直後、市内すべての時計が午後11時59分で停止。テレビ番組や信号機などには異常がなかったものの、日付だけが変わらない状態が約7時間続いた。
異変に最初に気付いたのは児童の母親だった。午前6時を過ぎてもスマートフォンの日付が8月31日のままだったため、「さすがに夏休みが長すぎる」と不審に思い、学校へ連絡した。
学校から相談を受けた署員が児童宅を訪れたところ、机の上から《終末の時計 ザ・クロック》1枚と、半分まで書かれた読書感想文、ほぼ白紙の自由研究が見つかった。
児童はクロックを使用したことを認め、「あと5分あれば全部終わると思った。止めてから7時間たったけど、まだ終わっていない」と話しているという。
時間は同日午前7時ごろ正常に戻り、市内の小学校では予定通り2学期の始業式が行われた。
児童が提出した読書感想文は規定の原稿用紙3枚に対して1枚半、自由研究は「時間を止めたとき植物は成長するのか」という題名だけが書かれていた。
署は児童を補導したうえで保護者に引き渡し、学校とともに夏休みの宿題は計画的に進めるよう注意したという。