夜間の防犯対策として《ホーリー・スパーク》を利用した新型街灯を導入した市内の住宅街で、点灯のたびに周辺住民が一斉に動けなくなる問題が起きていることが分かった。市は2日、運用を一時停止し、原因を調査すると発表した。
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市によると、新型街灯はカードが持つ強い発光能力に着目し、従来のLED照明に代わる省電力設備として先月から市内12カ所に設置された。
日没後、《ホーリー・スパーク》に電力を供給すると周囲約50メートルを昼間のように照らすことができ、消費電力も従来型街灯のおよそ3分の1に抑えられたという。
一方、運用初日の午後7時ごろ、街灯が一斉に点灯した直後から「犬の散歩中に突然足が動かなくなった」「自転車をこいでいたらその場で止まった」などの通報が相次いだ。
市職員が現地を確認したところ、街灯の周辺にいた住民や通行人が、全員その場で動きを止めていた。
約1分後には通常通り動けるようになり、けが人はいなかった。
原因を調べた結果、《ホーリー・スパーク》の「相手のクリーチャーをすべてタップする」効果が、照明設備として使用した場合にも発動していたことが判明した。
市の担当者は「光ることだけ確認して、タップ能力について十分な検証をしていなかった」と説明している。
近隣に住む男性は「明るさは今までの街灯よりかなり良い。ただ、毎晩7時になると家族全員が止まるので夕食の時間をずらした」と話した。
市は現在、《ホーリー・スパーク》12枚をすべて撤去。代替となる光文明カードについて検討を進めている。
担当者は「次は能力欄まで読んでから採用したい」としている。